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熱中症対策は夏では遅い。冬から始める現場の安全管理

2025年12月24日

熱中症対策というと、多くの職場では
「暑くなってから考えるもの」
「毎年やっているから大丈夫」
と思われがちです。

しかし、現場で起きる熱中症事故の多くは、
**“夏に始めた対策では間に合わなかった結果”**でもあります。

本当に現場を守る熱中症対策は、
冬〜春の準備段階からすでに始まっています。

なぜ「夏から」では遅いのか?

熱中症は、暑くなってから突然起きるわけではない

  • 人の体は急に暑さに対応できない
  • 暑熱順化には数週間〜1か月以上かかる
  • 夏直前に対策を始めても、
    • ルールが浸透しない
    • 設備が間に合わない
    • データがなく判断が属人的になる

👉 「事故が起きる準備」も、実は夏前に整ってしまっているのです!!

現場でよくある“後手に回る熱中症対策”

毎年繰り返される「気づいたら手遅れ」パターン

  • 温度計はあるが「暑い/暑くない」が感覚頼り
  • WBGT値を測っていない、または測れても記録していない
  • 注意喚起が「今日は暑いから気をつけよう」で終わる
  • 現場の状況を管理者がリアルタイムで把握できない

👉 これらは熱中症を軽視した「準備不足」から起こる問題でもあります。

冬から始める熱中症対策でやるべきこと

冬だからこそできる、3つの準備

① 現場環境を「数値」で把握する準備

  • 暑さ指数(WBGT)は気温・湿度・輻射熱を含めた指標
  • 「何度から危険か」を共通言語にする

② 運用ルールを整備する

  • WBGT値が○以上で休憩/作業変更といったルール策定
  • 誰が・どこで・どう判断するかのフローを作成する

③ システム導入・検証の時間を確保

  • 夏直前は繁忙期で導入が進まない(在庫がなく希望時期に導入できない)
  • 冬〜春なら落ち着いてテスト・教育が可能

なぜ「遠隔監視」が重要なのか

現場任せにしないための「見える化」

  • 現場に行かなくても暑さ指数を把握できる
  • 複数拠点・複数現場を一元管理
  • 異常値をリアルタイムで把握し、“気づいたときには倒れていた”を防ぐ

👉 人の注意力に頼らない安全管理が熱中症対策のカギでもあります。


夏が来る前に、準備を終わらせましょう!

本当の熱中症対策は「今」始まる

熱中症対策は、
「暑くなってから何かすること」ではありません。

暑くなる前に、事故が起きない仕組みを作ること。

冬から準備を始めた現場だけが、
夏を安全に乗り切ることができます。

今年の夏も「何事もなかった」と言えるように、
今、この時期から一歩を踏み出しませんか。