ノズルのクリーニング機構がさらに進化!
高均一なファイバーを紡糸するため、ノズルの自動クリーニング機構が搭載されているNANONですが、紐に溶液の塊ができるたびに紐の位置を変更しなければいけません。 ↓ 従来のクリーニング紐 ↓ こんなお客さまのお声から、NANONのクリーニング機構がさらに進化しました! ひもが自動で回転 位置調整を手動で行う必要がなくなりました。 ひも素材にテフロン性Oリング(難燃性)を導入 水洗いで簡単お手入れ。繰り返し使用できます。 ◆ 半自動化による改善ポイント ・ 作業工数の大幅削減 クリー≫続きを読む
【お知らせ】2025年 繊維学会年次大会に出展します
2025年6月11日 (水)~13日 (金)に、タワーホール船堀(江戸川区総合区民ホール)で開催される繊維学会年次大会の企業展示コーナーに出展します。 今回の展示では、必要最低限の機能に絞り込んだエレクトロスピニング装置「NES-101A(シンプルモデル)」を実機展示し、デモンストレーションを行う予定です。 🔔 必要な機能だけを厳選した「シンプルモデル」をご紹介 昨年の繊維学会では、多機能オプションを搭載したアドバンスモデルを展示し、多くのお客様にご覧いただきました。その中で、 といったお声をい≫続きを読む
NANONを使って、チューブ状ナノファイバーを作成しました
さまざまな分野での応用が期待されているナノファイバー技術。今回は、当社のエレクトロスピニング装置 NANON を使って作成できる「チューブ状ナノファイバー」をご紹介します。 チューブ状ナノファイバーとは? 弊社では直径2mm~10mm のマンドレル棒を回転させながら、その上に溶液ジェットを噴射してチューブ(ストロー)状のナノファイバーを形成します。人工血管などの医療用途、さらにはエネルギーデバイスなど、多様な分野での応用が期待されています。特に、生体適合性のあるポリマーを用いることで、組織工学や≫続きを読む
製品ラインナップをご紹介
エレクトロスピニング装置を導入する際、「研究目的」や「サンプルのサイズ」「コスト」などによって最適な機種が異なります。今回は、目的別に当社のおすすめ装置をご紹介します。 1. 研究・試作向けのコンパクトモデル ◆ NES-101A|とりあえずナノファイバーを作ってみたい方に 📌 こんな方におすすめ!✅ 必要最低限の装備だけで、コストを抑えたい✅ 小型サイズで省スペース✅ まずは試しにナノファイバーを作りたい 🔹 NES-101Aは、装備を最小限にし、研究に必要な部分だけを選択できるエントリーモデ≫続きを読む
エレクトロスピニング装置の選び方 / 研究目的に合った最適な機種を選ぶポイント
ナノファイバー研究を本格的に始めるなら、エレクトロスピニング装置の導入が必要です。 しかし、「どの装置を選べばいいのか?」「使い方は難しくないのか?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。 今回は、装置選びのポイントをシンプルにお伝えします。 1. この溶液は使える? エレクトロスピニングでは、ポリマー溶液やセラミック前駆体溶液などが一般的に使用されます。溶媒や粘度によって適した装置が異なるため、事前の確認が重要です。 ▶ サンプル紡糸実績を見る 2. 使い方は難しい? 基本的な操作は≫続きを読む
【論文紹介】亜鉛枝晶を抑制する二重限界効果を備えたナノファイバーメンブレンの開発
環境に優しく、安全で低コストなエネルギー貯蔵技術として、水系亜鉛イオン電池(Aqueous Zinc-Ion Batteries, AZIBs)が近年注目を集めています。しかし、充放電を繰り返す過程で発生する亜鉛枝晶(Dendrite)や副反応は、電池の長寿命化や高効率化を妨げる大きな課題です。 🧪 最新の研究成果 北京化工大学の劉勇教授、吉林大学の王策教授、そして清華大学の胡平教授の研究チームは、科学誌 Advanced Functional Materials において、「Spatial a≫続きを読む
【論文】ZnO-ZnFe₂O₄ナノファイバーによるマラカイトグリーン除去の効果的なアプローチ
水資源の汚染は世界的な課題であり、特に合成染料は環境や人体に悪影響を与えるため、その除去が重要視されています。本研究では、ポリビニルピロリドン (PVP) を媒介にした電界紡糸法により作製したZnO-ZnFe₂O₄複合ナノファイバーが、発がん性が示唆されている水中のマラカイトグリーン (MG) 染料を効果的に除去することが明らかになりました。 🔬 研究の概要 💧 マラカイトグリーンの吸着性能 📈 実用性と今後の展望 本研究は、ZnO-ZnFe₂O₄ナノファイバーが高い吸着容量と再利用性を兼ね備え≫続きを読む
【お客様の試作事例】医療用ステントカバーの両面コーティング
お客様による最新の試作事例をご紹介します。 今回のテーマは 「動脈が狭くなった部位を拡張するステントカバーのコーティング」 です。 当社の エレクトロスピニング装置 は、独自のスプレー技術 を採用しており、ステントカバーの内外両面に均一なコーティングを施すことが可能です。 これにより、ステント素材が血管組織に刺激を与えるリスクを減らし、炎症反応を抑制できます。また、生体適合性を向上させるというメリットもあります。 当社装置では、コーティングの厚みと均一性を高精度で制御できるため、より目的に応じた≫続きを読む
研究者が語る!ナノファイバー装置導入の決め手と活用事例
研究の最前線で選ばれるナノファイバー装置とは? ナノファイバー技術は、医療・ヘルスケア分野をはじめとするさまざまな先端研究に活用されており、その応用範囲は日々広がっています。しかし、装置の選定や導入には慎重な判断が求められ、実際の使用感や成果が気になる研究者の方も多いのではないでしょうか? 当社のエレクトロスピニング装置は、大学や企業の研究機関に導入され、さまざまな分野で活用されています。実際に装置を導入された研究者の皆様から、どのような理由で選ばれ、どのように活用されているのか、リアルな声をお≫続きを読む
新年のご挨拶
皆さま、明けましておめでとうございます。旧年中は格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございました。本年も社員一同、より一層の努力をしてまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。 さて、2025年の幕開けは、美しい雪景色とともに始まりました。弊社のある福岡県小郡市でも、昨日と今日にかけて雪が降り、久しぶりに冬らしい風景を楽しむことができました。 このように清らかな冬景色のような気持ちで、本年も邁進してまいります。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。 株式会社メック