PLLAの配向性ナノファイバーを電界紡糸(エレクトロスピニング)法で紡糸しました。当社製のドラムコレクタを高速回転させながらファイバーを集積することにより、このような配向膜を作製することができます。
配向性ナノファイバーは繊維が一定の方向に揃った状態で紡糸されているもので、外観上は画像の通り金属光沢のある膜として得られます。
用途はさまざまですが、最近では細胞培養の足場材料など、再生医療研究に用いられることもあるようです。

PLLAとは
PLLA(ポリ-L-乳酸)は、時間がたつと体内や自然の中で分解される生分解性の樹脂で、医療用途でよく使われます。メックのサンプル紡糸実績での繊維径は400nm超です。
配向膜の作り方とコレクタ
配向膜は、繊維を高速で回転する円筒に巻き取ることで作ります。メックでは、直径200mm・幅200mmのドラムを最大3,000rpmで回転させた実績があります。ドラムコレクタのほか、配向したナノファイバーの束(バンドル)を作製できるディスクコレクタもあります。詳しくはコレクタの種類をご覧ください。
ドラムコレクタとディスクコレクタは、NANON、BIG NANON、NF-500のオプションとしてご用意しています。
配向性ナノファイバーについてのご相談
配向膜のサンプル写真はサンプル写真のページ、医療分野での活用はナノファイバーの医療応用でご覧いただけます。メックでは、サンプル作製や紡糸条件の検討もお受けしています。お考えの材料や用途がありましたら、サンプル作製またはお問い合わせからご相談ください。