PVP(ポリビニルピロリドン)とは
PVPは水溶性高分子であり、接着剤や化粧品、錠剤の賦形剤として利用されています。
また、保水性があり、ソフトコンタクトレンズの樹脂成分や保存液・洗浄液にも添加し用いられています。
PVPは水だけでなく、エタノールなどの有機溶媒にも溶けやすく、電界紡糸(エレクトロスピニング)で繊維にしやすい材料のひとつです。単独で紡糸するほか、ほかのポリマーと混ぜて紡糸しやすくしたり、薬剤を含ませてすばやく溶けるシートにしたり、セラミックナノファイバーを作るときの「土台」として使われたりと、研究分野で幅広く利用されています。
紡糸したPVPナノファイバー
当社の電界紡糸装置でPVPを紡糸し、走査型電子顕微鏡(SEM)で観察しました。左は1万倍、右は1,000倍の写真です。ビーズ(玉)がほとんどなく、太さのそろった細い繊維が均一に積み重なっていることがわかります。

紡糸したシートです。白く薄い不織布状のナノファイバーシートができました。

関連する技術情報
PVPはほかの材料と組み合わせた紡糸にも使われています。当社では、ゼラチン・PVP混合シートや、コラーゲン/PVP複合シートの紡糸も行っています。
PVPをはじめ、お手持ちの材料でナノファイバーが作れるか試してみたい方は、サンプル作製・無料相談をご利用ください。
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